《砖画印像　加拿大皇家安大略博物馆藏洛阳出土西汉画像空心砖(汉・英)》

　画像砖是中国古代在建造砖室墓葬中用来装饰墓室的泥制砖块,砖块表面通过不同的制作方式,如印、刻、画等,呈现不同的人物动物植物的画像,故称“画像砖”。考古发现的画像砖主要分布于河南、四川、江苏、陕西、山西、山东等地,时间上从战国晚期到宋元时期一直延续使用,但不同时期和不同地区制作、使用的画像砖均有不同的形制和特点。比如,汉代的画像砖就有空心大砖和实心小砖两种,空心大砖主要流行于中原地区,实心小砖则多见于四川地区。加拿大皇家安大略博物馆(ROM)收藏有一百多件汉代至宋金的画像砖,其中汉代的空心大砖数量最多,有108块,其余的数十件是宋金时期的实心小砖。藏品中的汉代画像空心砖有出土于洛阳地区的阴纹画像砖和出土于郑州、许昌地区的阳纹画像砖。因为阴纹画像砖仅见于洛阳地区,流传甚少,且制作精美、画像生动,尤显珍贵,在二十世纪初就深得海外文物藏家和博物馆的垂青,导致一批精致的画像砖流失海外。这里系统介绍的即是馆藏的54件出土于洛阳地区的阴纹画像空心砖。

　画像磚は中国古代に墓室を装飾するために使用された泥製の煉瓦で、煉瓦の表面には異なる製造方法(印、刻み、絵画など)によって、さまざまな人物、動物、植物の画像が描かれていました。そのため、「画像磚」と呼ばれています。考古学的に発見された画像煉瓦は、主に河南省、四川省、江蘇省、陝西省、山西省、山東省などの地域で見つかりました。これらの煉瓦は戦国時代末から宋元時代まで使用されていましたが、異なる時期や地域で製作され、使用されたため、形状や特徴が異なっていました。
　例えば、漢代の画像磚には中空の大型煉瓦と実体の小型煉瓦の2種類がありました。中空の大型煉瓦は主に中原地域で流行しており、実体の小型煉瓦は四川地域でよく見られました。カナダのロイヤルオンタリオ博物館(ROM)には、漢代から宋金時代までの画像磚が100点以上収蔵されており、その中で漢代の中空の大型煉瓦が最も多く、108個あります。他の数十点は宋金時代の実体の小型煉瓦です。
　収蔵品の中には洛陽地域で出土した陰紋画像磚と鄭州、許昌地域で出土した陽紋画像磚も含まれています。陰紋画像磚は洛陽地区でしか見られず、伝承が非常に少なく、制作が精巧で、画像が生き生きとしているため、特に貴重です。20世紀初頭には海外の文物収集家や博物館から高い評価を受け、精緻な画像磚が海外に流出しました。ここで系統的に紹介されているのは、洛陽地域で出土した陰紋画像の中空煉瓦54点です。