《晚唐诗之摇篮　张籍・姚合・贾道伦》

　“晚唐是贾岛的时代”,这是闻一多提出的卓越命题。世称李商隐、温庭筠是晚唐诗人的代表,但晚唐文学的本来面目实则在于贾岛,而贾岛其人却是生活于中唐时代的韩门诗人。本书认为,晚唐文学的滥觞在于张籍的“闲居诗”。以“崇尚俭朴而倦怠懒散”为基调的张籍闲居诗之美学理念,一方面经由姚合武功体的结晶而理论化,另一方面则引领并升华出了贾岛文学,而晚唐诗则在如此谱系之中得以孕育成型。本书是日本专修大学松原郎教授就张籍、姚合、贾岛研究的论文集,全书冠以《晚唐诗之摇篮》,可显示出晚唐诗自三人开风气之演进理路。

---

　“晩唐は賈島の時代である”というのは、聞一多が提唱した卓越した命題です。世間では李商隠や温庭筠が晩唐詩人の代表とされていますが、実際には晩唐文学の本質は賈島にあります。賈島は中唐時代に生活していた韓門の詩人です。本書では、晩唐文学の源流は張籍の「閑居詩」にあると考えています。「崇尚簡朴で怠惰な雰囲気」を基調とする張籍の閑居詩の美学理念は、一方で姚合の武功体によって理論化され、もう一方で賈島の文学を引き継ぎ昇華させました。晩唐詩はこのような系譜の中で育まれました。本書は日本専修大学の松原郎教授が執筆した、張籍、姚合、賈島の研究論文集であり、全書は『晩唐詩の揺籃』と題されています。これにより、晩唐詩が三人の先駆者によって開かれた進展の道筋を示しています。

总序二

绪论

第一章 张籍论
第一节 张籍闲居诗的成熟——以太常寺太祝在任时期为中心
第二节 张籍的《和左司元郎中秋居十首》——晚唐诗的摇篮
第三节 张籍的“无记名”诗歌——连接徒诗与乐府之间的桥梁

第二章 姚合论
第一节 呼朋唤友的姚合——姚合诗歌集团的形成
第二节 姚合的官场履历与武功体
第三节 姚合“武功体”之谱系——尚俭与慵懒的美学

第三章 贾岛论
第一节 贾岛乐游原东的住所——以移居背景为中心
第二节 诗性世界之现场——贾岛的原东居
第三节 贾岛诗中“泉”的意味——根源性的存在及其交叉

第四章 闻一多的《贾岛》——贾岛研究的当代性课题

后记

各章节初次发表情况一览

译后记