《周易正义　上下　全二册》

　廣島大學圖書館藏舊鈔本《周易正義》十四附《周易要事記》一卷、《周易命期略秘傳》一卷,凡十冊,紅色書衣,五眼線裝。前八冊題“周易正義卷數”,第九冊外題“周易正義 要事記”,第十冊外題“周易正義 周易命期略秘傳”。
　第一册(“周易正義序”與“八論”)、第十冊單邊,半葉十行行十七字,第二册至第八冊無界欄,半葉十二行行二十字,第九冊無界欄,半葉十行二十字。
　作爲日本傳存各種《周易正義》單疏本的一員,廣大本在反映宋刊單疏文本面貌,佐證、衡量海內版本異文時有其獨特文本價值。不僅如此,其詳密的訓點、校語、批注有時足以提供他本所無的信息,從而反映室町時代《周易》學實態乃至《周易》文本的情況,在日系單疏本群中也有較爲特殊的性質。
　本次上海古籍出版獲得館藏單位授權,首次影印廣大本,並附傅斯年圖書館藏敦煌本殘卷,以及野間文史《廣島大學藏舊鈔本<周易正義>攷》、顧永新《日系古鈔<周易>單疏本研究》二文。

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　広島大学図書館所蔵の旧鈔本『周易正義』には、『周易要事記』一巻、『周易命期略秘伝』一巻が付属しており、全十冊で構成されています。書衣は赤色で、五眼線装となっています。前八冊は「周易正義巻数」の題を持ち、第九冊は外題「周易正義 要事記」、第十冊は外題「周易正義 周易命期略秘伝」となっています。
　第一冊(「周易正義序」と「八論」)および第十冊は単辺で、半葉は十行、各行には十七字が書かれています。第二冊から第八冊までは無界欄で、半葉は十二行、各行には二十字が書かれています。第九冊も無界欄で、半葉は十行、各行には二十字が書かれています。
　日本に伝存する各種『周易正義』単疏本の一員として、広島大学本は宋刊単疏本の様相を反映し、国内外の版本の異文を比較・検証する際に独特の価値を持っています。その詳密な訓点、校語、批注は、他の本には見られない情報を提供することがあり、室町時代の『周易』学の実態や『周易』の文本の状況を反映しています。日本系の単疏本の中でも特に重要な性質を持っています。
　今回、上海古籍出版は館蔵機関の許可を得て、初めて広島大学本を影印しました。付録として、傅斯年図書館所蔵の敦煌本残巻、および野間文史『広島大学藏舊鈔本《周易正義》考』、顧永新『日系古鈔《周易》単疏本研究』の二文を収録しています。

劉玉才,北京大學中文系教授、中國古文獻研究中心主任,北京大學教材建設博雅特聘教授,兼任國家古籍整理出版領導小組成員,國家社科基金重大項目“國家圖書館藏未刊稿整理研究”“兩漢經學佚籍的新輯與研究”首席專家。主要研究方向爲中國古典文獻學、中國文化史和東亞文化交流史。有《清代書院與學術變遷研究》、《中國古代文化史》(主編之一)、《傳承與新變》、《十三經注疏校勘記》(整理)等論著。

孔穎達(574-648),字沖遠 (一作仲達 、沖澹),冀州衡水人。唐初經學家。孔子三十二代孫。貞觀間奉敕編纂《五經正義》。

朱瑞澤,北京大學中文系博士研究生。