《周礼疏　全四册》

　京都大學附屬圖書館藏《周禮疏》是流傳於今的唯一的《周禮》單疏本,其底本應刊刻在宋室南渡之後,有可能是南宋國子監本。殘存三十一卷(卷一至三、卷七、卷八、卷十二至十四、卷十八至四十),抄寫於日本室町時代(1336-1573)。
　日藏舊鈔本《周禮疏》揭示了《周禮》一書由單疏本到經注疏釋文合刻本的文本轉變過程,保存賈公彥《周禮疏》的原貌,在確認賈公彥非奉敕作疏,探索賈公彥疏所據經、注文的文字面貌,據以訂正傳世版本的訛誤,爲各本文字分歧提供早期的判斷佐證等方面,具有極爲重要的學術價值。本次據京都大學附屬圖書館藏本彩色影印,附録解題。

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　京都大学附属図書館所蔵の『周礼疏』は、現存する唯一の『周礼』単疏本であり、その底本は宋室が南渡した後に刊刻されたもので、南宋国子監本である可能性があります。残存しているのは三十一巻(巻一から三、巻七、巻八、巻十二から十四、巻十八から四十)で、日本の室町時代(1336-1573)に抄写されたものです。
　日本に所蔵されている旧鈔本『周礼疏』は、『周礼』の単疏本から経注疏釈文合刻本へのテキスト変遷過程を示しており、賈公彦の『周礼疏』の原貌を保存しています。賈公彦が勅命によって作疏したわけではないことを確認し、その疏の根拠となる経や注文の文字の様相を探求し、伝世版の誤りを訂正し、各本文の文字の分岐についての早期の判断材料を提供するなど、非常に重要な学術価値を持っています。今回、京都大学附属図書館所蔵本を基にカラー影印が行われ、解題が付録されています。

劉玉才,北京大學中文系教授、中國古文獻研究中心主任,北京大學教材建設博雅特聘教授,兼任國家古籍整理出版領導小組成員,國家社科基金重大項目“國家圖書館藏未刊稿整理研究”“兩漢經學佚籍的新輯與研究”首席專家。主要研究方向爲中國古典文獻學、中國文化史和東亞文化交流史。有《清代書院與學術變遷研究》、《中國古代文化史》(主編之一)、《傳承與新變》、《十三經注疏校勘記》(整理)等論著。

賈公彥,生卒不詳,唐州永年(今屬河北邯鄲)人。唐高宗時期經學家。撰有《周禮疏》《儀禮疏》。

韓悦,古典文獻學博士,現爲山東師範大學文學院講師。