※雑誌「青山考古」の第25・26号の合併号です
<目次>
川合　剛　有舌尖頭器のかたちと製作工程 　「上川口の有舌尖頭器」を中心に
永瀬　史人　顔面装飾としての環状把手の系譜　相模原市当麻亀ノ甲・西原遺跡出土の縄文土器を例に
林　　克彦　中高瀬遺跡の土偶―関東地方西部・加曽利B式期土偶の一類型「中高瀬タイプ」の提唱
及川　良彦　掘立柱建物跡概観　亀甲形をどう見るか―(弥生時代の東京都事例を中心に)
中村　淳磯　泉南地域における弥生集落の様相　泉南市男里遺跡の弥生集落を中心として
和田　伸哉　房総地域における古墳時代後期から終末期の直刀の流通 千葉県印西市道作古墳群出土の直刀をめぐって
内田　律雄　横須賀市鴨居上ノ台遺跡出土の鈎状鉄器について 　　
石戸　啓夫　『所謂火災住居から見直す古代北総の竪穴住居』 　　
大上　周三　炉を併設する古代の竪穴建物 絹糸生産工房へのアプローチ
岩井　浩人　津軽南域における古代の土器様相 　　
松葉　　崇　谷戸に展開するやぐら群 玄室規模の検討
冨永　樹之　神奈川県における方形居館とその周辺の景観 茅ヶ崎市上ノ町遺跡と清川村表の屋敷遺跡を中心に
金沢　　陽　貿易陶磁時代区分試論 出光美術館陶片室の貿易陶磁片展示解説基礎学習
大�陝￣箆法“�重山諸島のスク文化期における交易の展開史 　　
張替　清司　流行の発生と転換 戦国末期から江戸初期にかけての茶陶生産
大橋　康二　鍋島焼生産目的と出土遺跡の性格について 　　
合田　芳正　近世の施錠具　江戸の錠・鍵
金井　安子　調布飛行場の掩体壕をめぐって　地域の「厄介者」から「文化財」へ
清水　信行　渤海上京龍泉府跡出土の瓦　再考 　　
小嶋　芳孝　渤海平地城の検討 　　
酒寄　雅志　発掘調査報告書『東京城』の刊行をめぐって 　　
中山　清隆　朝鮮新石器時代の玦とその周辺 　　
千葉　基次　支石墓研究 コマ形土器と支石墓と青銅器
宮里　　修　朝鮮半島の青銅器埋納について 　　
李　　亨源　韓半島中西部地域における青銅器時代の集落変遷 　　
田畑　　潤　西周時代後期における葬制の変革　河南省三門峡市虢国墓地の青銅礼器副葬配置の分析を中心に
足立　拓朗　古代イラン鉄剣最古型式の検証人面装飾柄頭鉄剣の研究　　
岡野智彦　新免歳靖　川嵜由美子　二宮修治「イランの遺跡採集イスラーム陶器片の科学分析」
細川　貴子　初期ラスター彩陶器の文様分類と変遷
関　　俊彦　カナダ北西海岸域の先住民の魚撈
笹津　備当　ヒロキティア文化以前のキプロス アクロティリ期からヒロキティア文化までの動物相の変遷について
足立　拓朗　田村晃一先生とロシア沿海州調査(1996〜 1997年)
金沢　　陽　私が遵守している田村先生の教え