※巻頭のカラー写真では人面付き土器などの出土状況や石器を紹介
<内容>
茨城県北部、常陸大宮市の泉坂下遺跡について実施した発掘田査の報告書。泉坂下遺跡における弥生時代中期の再葬墓の確認を目的とする発掘調査。7基の再葬墓を検出し、45点の土器が出土。第1号墓壙には器高77.7m、立体的な顔面表現の人面付土器が伴う。
泉坂下遺跡の調査所見をもとに、一次葬から再葬墓群の形成までを復元。(パンフレットより)
<目次>
1　調査に至る経緯
2　調査の概要
3　検出された以降とその遺物
4　調査区出土の土器
5　調査区出土の石器
6　動植物遺存体の同定と試料の分析
　1 泉坂下遺跡から検出された動物遺存体の同定
　2 泉坂下遺跡出土土器内より抽出した炭化物に関する分析結果
　3 泉坂下遺跡第5号墓壙土器1に伴う赤色物質の分析
　4 土器付着成化物の放射性炭素年代
　5 土器付着炭化物の同位体分析
7　泉坂下遺跡における再葬墓群の形成