当日の発表の概要を追うことができるように文章原稿と図版が各発表2〜4頁ずつに編集されています。海外の発表は翻訳付きです。
<目次>
柳田康雄　　「北部九州製青銅製把頭飾の蝋型鋳造」
○朴鶴洙、兪惠仙　　「国宝第141号　多鈕細文鏡の科学的考察」
劉治国「土器質鋳型外枠による銅鐸の復元実験」
澤田秀実、齋藤努、長柄毅一、持田大輔「6〜7世紀における出土銅鋺の理化学的研究」
蘇栄誉「中国古代失蝋鋳造　― 青銅器技術研究の方法論も兼ねて-」
田賀井篤平、マティ・フォラー「オランダ国立民族博物館に収蔵されている江戸時代の合金標本」
南健太郎「重圏文鏡の生産・拡散とその意義」
羽田康一「〈クィリナーレの拳闘士〉の色彩表現」
宮里修「東北アジア地域における青銅器の幾何学紋様と施文技術について」
渡辺智恵美、増田浩太「島根県荒神谷遺跡出土青銅器の保存修復と冶金学的情報」
方文培「高麗時代青銅瓶の製作技術　済州島缸波頭里 抗蒙遺跡出土品の一例」
田賀井篤平、三船温尚、清水康二、白雲翔「青銅鏡鋳造実験で製作した鏡と鋳型の化学分析」
朴章鎬「馬形帯鉤の製作技法と地域性」
増澤　文武　尾崎　誠　増田浩太　足立克己　澤田正明、杉本和江　
「X線ラジオグラフィによる金属文化財の調査 ―二次元画像の読影と応用―」
川村佳男　　「春秋・戦国時代の薄造り青銅器の製作技術」　(東京国立博物館)
万俐　　「陳璋壺よりみる春秋戦国時代の鋳造技術」　(南京博物院文物保護研究所)
大橋 修、遠藤靖之　相原 健作　原 智「熱膨張を利用した簡便接合による木目金の製作」
沈載淵「東海　松亭洞遺跡の鍛冶施設に関する研究」
鈴木瑞穂「岡藩銭座跡出土坩堝の分析調査結果」
丹羽崇史「冶金関連遺物・遺構からみた飛鳥の工房」
楢山満照「山東省滕州市出土の漢代鍛冶工房画像石　―フイゴを用いた冶金図の解釈をめぐって―」
柳田康雄「朝鮮半島における銅戈の鋳造技術」
三船温尚、長柄毅一、佐々木栄聡「鋳バリの急冷微細化金属組織のX線透過撮影による鋳型分割位置の確定」
長柄 毅一、前原豊、杉山秀宏、清水康二、三船温尚「群馬県前橋市元総社弥勒遺跡および天神遺跡出土銅鋺の金属組織」
村松洋介「吉林省地域の青銅器鋳型-通化市小都嶺遺跡採集資料の写真観察から-」
菅頭明日香、酒井英男、白雲翔、清水康二、三船温尚「山東省臨淄斉国故城漢代鏡笵の磁気物性分析」
田中裕子、伊藤博之「北方系青銅刀子の復元実験」
楠惠美子「銅鐸の型式と使用痕跡」
范陶峰、万俐「陳璋壺に関する初歩的な分析と考察」
車順�戞峽捗Ｃ楼茲砲�ける青銅工房の炉址に関する検討」