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2023/10/27
本書の売りは、普済寺(境内は「立川氏館跡」として都史跡)にある国宝六面石幢に関する分析である。延文六年(1361)の銘があり、緑泥片岩六枚に四天王と仁王を浅く陽刻したもので、台石と笠で押さえる。各面の拓本、実測図、三次元計測による図像など詳細なデータが提示されている。また、埼玉県小川町大聖寺石幢(重要文化財)、同毛呂山町山根六角塔(県文化財)、東松山市正法寺石幢(県史跡)などの類例との比較検討も行われており、石幢研究の決定版と言える。
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