『皇室事典』(角川学芸出版 2009年刊)の改題、加筆・修正、2分冊
《制度と歴史》575p、《文化と生活》537p

【内容説明】
《制度と歴史》
「天皇」の成立とそれを支える制度や財政・組織、皇位継承と儀式、皇室をゆるがす事件—。68のテーマを、第一線の研究者達が歴史にそって詳しく解説。即位式・大嘗祭など代替わりの儀式についても、古代から続く伝統と、時代とともに変化した過程までを明らかにする。目次からテーマが、索引で知りたい用語が見つかる便利な構成と、圧倒的な情報量の「読む事典」。資料編には天皇系図、年号一覧、皇室関連法令等を収録。

《文化と生活》
形を変えながら現代まで受け継がれる、多彩な祭祀の歴史やその内容を詳細に解説。また、神話や伝承、天皇・皇族の人生の節目に営まれる行事や、皇室と国民とを繋ぐ栄典制度、御物や和歌などを通じた「文化の担い手」としての姿を62のテーマでつづる。皇室の昔と今をより深く知ることができる、かつてない豊富な内容。資料編には天皇系図、京都御所や皇居、宮殿、宮中三殿などの図、陵墓一覧、前近代の祭事一覧を収録。