※クバプロさんより刊行されてている市販図書の奈良文化財研究所版で内容は同じです。
<内容>
　2011年12月に開催された第15回古代宮衙・集落研究会の発表と討議を報告編と資料編に収録。今回のテーマは、「四面廂建物」。四面廂建物は宮殿・宮衙の中心建物に、寺院では金堂などに、都城では貴族の邸宅の主殿などに採用された格の高い形式の建物。研究会では、都城と周辺地域の四面廂建物、東日本と西日本の四面廂建物の比較をおこない、四面廂建物の建築学的特徴と建築技術、建物の使われ方などについて、考古学、文献史学、建築史学などの分野の研究者が報告と討議をおこなった。
<目次>
I 四面廂建物遺構集成　(299遺跡・図版900点以上)
藤原京(大和国)、武蔵国府跡・武蔵国府関連追跡(武蔵国)、平城京(大和国)
三ツ寺I追跡(上野国)、小角田前遺跡(上野国)、林前�彊篝�(陸奥国)、浮矢I遺跡(下総国)、織幡妙見堂遺跡(下総国)、城之越遺跡(伊賀国)、原之城遺跡(上野国)、平安京(山城国)、江平追跡(陸奥国)、下大井遣跡(常陸国)、ヘボノ木追跡(筑後国)、筑後国府跡(筑後国)、根岸官衛遣跡群(陸奥国)、上之宮遺跡(大和国)、多賀城跡(陸奥国)、秋田城跡(出羽国)、泉官行遺跡(陸奥国)、伊勢国府跡(伊勢国)、三河国府跡(三河国)、斎宮跡(伊勢国)、山田寺跡(大和国)、東京道南遺跡(武蔵国)、大宰府跡・大宰府条坊跡(筑前国)、和田西遺跡(武蔵国)　他、多数
�� 遺構一覧表
　表1 四面廂建物遺構一覧
　表2 掲載図出典一覧