【目次】
佐々木達夫　序論　中近世陶磁器の考古学
村上伸之　発掘調査が語る有田焼の生産システム―需要の推移とともに柔軟に姿を変えた有田焼の400年―
�眦舁鞠掘‘�本における高品質磁器製品の生産と需要の背景
佐藤浩司　上野・高取系陶器の生産と流通・使用―備前陶磁器との拮抗の中で―
水本和美　町人地にみる「鍋島」―近世後期の身分・階層を越える志向を読む―
山口美由紀　出島和蘭商館跡出土の貿易陶磁―近世の流通及び産業振興の視点から―
佐藤雄生　津軽悪戸焼の生産と流通
鈴木重治　北前船で運ばれた備前・備後産徳利の生活文化史的考察
関口広次　南宋都城址杭州に流通した天目茶碗―米内山庸夫資料を中心に―
瀬戸哲也　14〜16世紀の沖縄出土龍泉窯系青磁における生産地の模索
佐々木達夫・佐々木花江　アラビア半島ディバの陶磁器と生活
金田明美　オランダ出土の東洋陶磁―その流通と使用―
坂井隆　アジア海域を走る景徳鎮インテリア・タイル―インドネシア・インド・トルコの18世紀―