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境界の発見 土器とアジアとほんの少しの妄想と

齋藤正憲 著

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発行元 近代文藝社
出版年 2015/12
判 B6
ページ 190
六一ID N72813
ISBN 9784773379921

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  • 内容
序章　アジアを歩き、妄想する
激動のいまを思う　エジプトで土器と出会う　民族誌との邂逅　アジアの土器文化を訪ねる　アジアを歩き、妄想する　二つのアジア:湿潤アジアと乾燥アジア
第1章　エジブト
古代文明のふるさとへ　エジプトって臭い　あついぞ!エジフト　エジフト人の濃さに辟易する　エジブトの街はゴミだらけ?　オアシスを訪ねて　ナイルのほとりの土器つくり　かくて地域伝統は残された
第2章　台湾
西アジアから東アジアヘ　台湾の歴史と地理　台湾と中国　台北の街と白いご飯　執念の小龍包　土器づくりを求めて離島へ　原住民の上器つくり
第3章　バングラデシュ
稼げていないハンクラデシュ　バングラデシュも臭かった?　貧困層が牽引する経済　雑踏のダッカ　土器を求めて郊外へ　境界の発見　境界にみる乾燥アジアと湿潤アジアの関係　カレーを食べるベンガル人　シレットを訪ねる　バングラデシュの車窓から　シレットで思う格差　　インド的なバンクラデシュの本性　いざ、辺境へ
第4章　インドネシア
土器を追って、赤道を跨ぐ　世界一のイスラーム大国　常夏のインドネシアと日本文化　　インドネシアの土器づくり　共存する辺境の技術　技術は共存し、やがては置換される
第5章　境界と辺境のアジア文化論
アジアに境界と辺境を見出す　「境界/辺境論」からみたアジアの諸文化　韓国を考える　
中国とインド　攻撃的中国と受容的インド　韓国と台湾の「境界/辺境論」　日本は境界か、辺境か?　変わるアジア、変わらないアジア　「境界/辺境論」の射程と死角　オアシスと水たまり　妄想はヨーロッパヘ
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