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奈良の都、平城宮の謎を探る

奈良文化財研究所編

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発行元	奈良文化財研究所
出版年	2019
判	A5
ページ	182
六一ID	N85312
ISBN	9784909931313

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内容

※2019年10月5日に開催された第11回東京講演会『奈良の都、平城宮の謎を探る』の記録集です。
〔主な目次〕
はじめに(松村恵司)
第1章　内田和伸　平城宮の地はどうして選ばれたか? 平城遷都の詔における四禽と三山
はじめに/　一　四禽の見立て/　二　中国・朝鮮半島の三山について/　三　平城京の三山の見立て/　四　平城京の三山の私案
第2章　今井晃樹　平城宮のモデルは唐長安城か?
はじめに/　一　平城京と唐長安城/　二　平城宮と大明宮の類似点/　三　大極殿院と含元殿院の共通性/　四　平城宮松林苑は大明宮北半部に相当するか/　五　遣唐使が入手した大明宮の絵図　　
第3章　桑田訓也　平城宮はどのように作られたのか?
はじめに/　一　なぜ「平城」宮と呼ぶのか?/　二　なぜ東に張り出すのか?/　三　平城宮はいつ完成したのか?
第4章　小田祐樹　平城宮の東院とはどういう施設か?
はじめに/　一　文献からみた東院地区/　二　発掘調査でわかったこと/　三　東院六期の建物群について/　四　楊梅宮とは何か?/　五　楊梅宮関連遺構群検出の意義
第5章　神野　恵　施釉瓦導・陶器の出土は何を示すのか?
はじめに/　一　奈良三彩とは?/　二　奈良三彩はどこで、どのように使われた?　/　三　平城官の奈良三彩の出土分布は?/おわりに
第6章　福嶋啓人　平城宮で即位した店頭の大嘗宮は?
はじめに/一　『儀式』にみる大嘗宮/　二　東区朝堂院の大嘗宮遺構/　三　中央区朝堂院の大嘗宮遺構/　四　平城宮の大嘗宮の変遷/　おわりに
第7章　パネルディスカッション　まだまだある平城宮の謎