※3分冊・三つ折り付図9枚・写真図版DVD1枚付きです
【主な内容】※発行元案内文より
昭和34年に国の重要文化財に指定された「上総木更津金鈴塚古墳出土品」は、東国を代表する古墳時代後期の副葬品として知られてきましたが、令和2年9月30日の官報告示により、内容を変更・追加し「千葉県金鈴塚古墳出土品」と名を改め、再指定されました。本書は、再指定に至るまでの文化庁指導による台帳整理作業と、平成22年度から継続的に実施された出土品の復元事業や国立歴史民俗博物館との共同研究事業の成果等をもとに刊行されたものです。
【目次】
第1分冊(本文編)515頁
第I章調査の経緯/第II章遺跡の立地・環境(郷土博物館)/第III章既存の調査(郷土博物館)/第IV章金鈴塚古墳の概要/第V章遺物の概要/第VI章大刀、弓等に使用された木材の樹種について
第2分冊(考察編)188頁
I石室・棺構造からみた金鈴塚古墳の評価(小林孝秀)
II編年的研究からみる金鈴・金銅鈴の歴史的意義(田中裕)
IIIガラス小玉について(谷畑美帆)
IV金鈴塚古墳出土金糸からみた技法の伝播と用途(沢田むつ代)
V金鈴塚古墳出土鏡と古墳時代後期の鏡(上野祥史)
VI金銀装大刀の柄・鞘の使用樹種について(大谷晃二)
VII金鈴塚古墳の武器と銀の武装(齊藤大輔)
VIII金鈴塚古墳の馬具のアセンブリッジ(宮代栄一)
IX金鈴塚古墳出土銅鋺の検討(桃��祐輔)
X金鈴塚古墳の埋葬プロセスと被葬者の評価(上野祥史)
まとめ(郷土博物館)
第3分冊(写真図版編)223頁
原色図版1〜115　X線図版116〜223
付図(装飾付大刀)9枚　
写真図版DVD1枚
第1分冊の巻頭図版および第3分冊(写真図版)のデジタル画像データ