※第7巻より、第2期として刊行開始です。おおよそ年2回のペースで刊行しています。本シリーズでは、中近世の遺跡から出土する陶磁器を用いた研究の最新成果を紹介。各巻において研究の最前線に立つ執筆陣による論文を収載。
第1期:第1巻〜第6巻
第2期:第7巻〜以下続刊
【目次】
旧家伝来資料から見た近世奄美群島における陶磁器流通(渡辺芳郎)
長崎開港から出島築造までの陶磁器―1570年代から1640年代を中心に―(扇浦正義)
象嵌文と褐釉印花文―17世紀第2〜第3四半期頃の武雄南部諸窯で見られる特色ある技法について―(東中川忠美)
『酒井田家文書』にみる御用注文について―貞享年間から正徳年間を中心に―(酒井田千明)
近世後期地方窯の陶磁器生産ラインナップ―天草高浜窯の18世紀後半〜19世紀前半の事例から―(中山　圭)
近世琉球の赤絵生産について(倉成多郎)
硫酸瓶 ―近代化学工業を支えた耐酸陶器―(小田木富慈美)
平泉町倉町遺跡の輸入陶器壺類について(山本信夫・八重樫忠郎)
補遺:安平壺をめぐる謎(坂井　隆)
世界を席巻した中国・日本磁器(松浦　章)
スウェーデン・イェーテボリ号出土陶瓷器の研究(�眦舁鞠�)
東南アジア大陸部におけるタイ語族の陶器生産―現在から過去へ―(L. A. コート・H. L. レファーツ 著/向井　亙 訳)
歴代青花材法(陳　殿)