レビュー一覧

  • 京都市内遺跡発掘調査報告 令和4年度

    京都市内遺跡発掘調査報告 令和4年度

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    このタイトルだけでは何が載っているのか分からないのが難点。2021年に総括報告書が刊行された史跡西寺跡では、40次・41次調査で確認調査が実施された。この他、伏見城跡や山科本願寺跡(国史跡)などが掲載されている。
  • 炉畑遺跡展示出土品図録

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    東海地方を代表する縄文時代中期後半の遺跡である炉畑遺跡(岐阜県指定史跡)を紹介した図録。発掘調査時のスナップ写真がおもしろい。
  • 塼仏 : 土と火から生まれた仏たち

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    各地出土の塼仏を分類ごとに示した好図録。箱入り布貼り上製本という立派な装丁。森郁夫先生の講演録も掲載されている。
  • 季刊考古学 第169号 よみがえる日本列島の古墳時代

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    国指定史跡の古墳の整備例を集めた号。巻頭カラーの各古墳の空撮などがとても良い。武蔵府中熊野神社古墳の整備は明らかに失敗例であろう。
  • 三雲遺跡 南小路地区編

    三雲遺跡 南小路地区編

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    江戸時代文政五年に掘り出され、古記録に記載が見られる南小路地区の甕棺墓があった場所の再発掘の報告。隣にもう1基の甕棺墓も発見された重要な報告。この南小路の玉墓は国の史跡に指定された。
  • 史跡小田原城跡 馬出門

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    国史跡小田原城跡の馬出門の復元と、これに伴う発掘調査をまとめたもの。レア本である。
  • 三重県史 資料編 考古2

    三重県史 資料編 考古2

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    古代以降をまとめる。県内の地域ごとに各時代の遺跡を紹介する県史が多い中で、本書では遺跡・遺物の種別ごとに列挙しているのが珍しい。
  • 西新町遺跡9

    西新町遺跡9

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    我が国の竪穴建物に作り付けのカマドが普及するようになる5世紀より、およそ1世紀前に朝鮮半島から伝来したカマドが顕著にみられる博多湾に面する砂丘上に展開する遺跡の総括的報告書。カマドや、朝鮮半島系遺物をはじめ、各種項目に関する分析が掲載されており、非常に重要な報告書である。
  • 下野谷遺跡6 縄文時代中期(5)

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    縄文時代中期の環状集落が東西に並ぶ。遺存状態の良い西集落は国の史跡となっているが、開発が著しい東集落では、早稲田大学体育会施設にともなう調査が目立つ。2003年以来となる報告で、A4版での出版は初である。
  • 淡海文化財論叢 第16輯

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    滋賀県内の文化財担当者を中心にまとめられた論集で、興味深い内容のものも目立つが、中には先行研究を無視した(単に勉強不足?)作品があるのが問題か。