レビュー一覧

  • 多賀城施釉陶磁器

    多賀城施釉陶磁器

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    「漆紙文書」と「木簡1〜3」に続く5冊目の資料集成。緑釉466点、灰釉1352点、青磁31点が出土しており、遺物写真はオールカラーとなっている。
  • 多賀城跡 政庁南面地区2 城前官衙総括編

    多賀城跡 政庁南面地区2 城前官衙総括編

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    「城前官衙遺構・遺物編」(2018)のまとめ的文献で、オールカラーの遺構図がとても分かりやすい。「政庁跡補遺編」(2010)と共に多賀城跡の最近の研究動向を知るうえで、とても重要な文献だが、あまり知られていない。
  • 多賀城跡 政庁跡 補遺編

    多賀城跡 政庁跡 補遺編

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    特別史跡多賀城跡政庁跡の再整備に伴う確認調査や出土遺物の再検討などにより、新しい見解を示した重要文献。遺構写真はオールカラーで、遺構図面もカラーを多用して分かりやすくなっている。
  • 西館古墳

    西館古墳

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    「にしのたて」と読みます。径10メートル代の円墳ながら、横穴式石室の奥壁などに顔料により同心円、人物、船などが描かれており、「田主丸古墳群」のひとつとして国の史跡に指定されている。
  • 綿貫観音山古墳2 石室・遺物編

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    国史跡観音山古墳の2冊目の報告書。切石造りの横穴式石室と副葬品(国宝)を扱っている。刊行年が古いため、カラー写真が少ないのが難点だが、非常に重要な報告。レア本となっている。
  • 切幡寺大塔保存修理工事報告書

    切幡寺大塔保存修理工事報告書

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    四国霊場第十番札所の切幡寺は阿波遍路道切幡寺境内として国の史跡に指定されており、境内最高所に立つ重要文化財大塔は、五間四方の初重の上に方形の二層目が乗る国内唯一の二重塔である。仏塔オタクにとっては、たまらない一冊。
  • 吉備と伊都国 巨大墳丘墓と大鏡

    azukipapa さん

    特別展そのものを見てはいないので、的をはずれていたらごめんなさい。弥生時代、特に後半期を中心とした内容で、吉備と伊都を比較しながらの本であると書かれています。しかしながら内容のほとんどが吉備の紹介に終始しており、両者がどのように交流、関係したかについてはほとんど触れられていません。吉備の紹介資料はむしろいわゆる畿内方面との強い関連を示すものが多く、伊都国との関連は土器製塩の導入記事で具体的に示されている程度です。展示をご覧になった地元の方々が、展示内容をどのように位置づけられたのかなと思いました。期待して拝見したので少し残念でした。
  • 下寺尾西方遺跡の調査

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    国史跡申請用報告書。弥生時代中期後半宮ノ台式期に限定される南関東最大級の環濠集落。過去の調査成果をまとめた総括報告書で、弥生集落研究にとって重要な報告。
  • 前畑遺跡第13次発掘調査 : 土塁状遺構発掘調査概報

    前畑遺跡第13次発掘調査 : 土塁状遺構発掘調査概報

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    大宰府の外郭線を構成するとみられる古代の土塁状遺構の発見のきっかけとなった土地区画整理に伴う発掘調査概報。写真図版はオールカラーで土塁の状況が良く分かる。調査区内の土塁の一部は保存され、国の史跡に答申された。
  • 前畑遺跡

    前畑遺跡

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    大宰府から阿志岐山城(国史跡)と基肄城(特別史跡)を結ぶ中間点付近から発見された古代の土塁状遺構を保存するための確認調査報告で、このたび(令和6年12月20日)に国の史跡に答申された。写真図版はオールカラーで土塁の断面状況が良く分かる。