レビュー一覧

発掘調査のてびき　集落遺跡発掘編　整理・報告書編

奈良文化財研究所編ということでしっかりした内容だと思いました。地域ごとの報告書マニュアルもあるため、今後どのように活用するか勉強会を開いています。

九州における首長墓系譜の再検討

当日参加していなくても、資料を読んで解るように編集されていて、特に地域ごとの古墳編年表が役立ちそうです。追加資料もきちんと製本されていてありがたいです。

熊本古墳研究　第3号

先史学・考古学論究5　甲元眞之先生退任記念

八代海沿岸地域における古墳時代在地墓制の発達過程に関する基礎的研究(別刷)

横穴墓と古墳

実際に参加しましたが、とても実りある大会でした。資料もしっかりした内容で充実の一書です。

東国における前方後円墳の消滅　発表要旨

広瀬和雄氏を筆頭に古墳研究の最前線にある研究者たちが内容の濃い事例報告を行なっています。おすすめの一冊です。

[共同研究]愛媛県上黒岩遺跡の研究

　６層・９層の線刻礫が約15点、実測された石器類528点、４層から出土した多数の人骨・自然遺物など膨大な遺物が提示されています。上黒岩岩陰の全容を窺いしれる内容です。必ずしも充分な整理体制とはいえないなかで、不可能とさえ思われた報告書の作成は、それだけで100点満点といえるでしょう。

古代国家成立過程と鉄器生産

弥生時代後期の社会変化

研究集会は大盛況でした。内容も大変充実しています。ぜひお早めにご購入下さい。