レビュー一覧

  • 古墳

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    筆者いわく「私が初めて刊行する一般書(教養書)」だそうですが、読みやすい文章中に専門家でも中々太刀打ちできない奥の深さがあります。リーズブルな値段も魅力。今後の古墳時代研究に多大な影響を及ぼすこと必至の一冊!これは買うっきゃないでしょ。くれぐれも図書館で借りて読もうなどとケチなことを言わないでください。
  • 日韓集落研究の新たな視角を求めて2

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    韓国・日本の精鋭研究者がバトルを繰り広げる刺激的な論集。ハングルが判読できない方でも両国語で載っているのが、とても親切。上記目次にはありませんが、浜田晋介先生の「大規模集落・集住論検討のための基礎的分析−上屋のある廃屋住居の検証−」は個人的に興味深い内容。そのうち一言コメントさせていただきます!それにしても「竪穴住居」という用語は未だシブトク使われているますが、できれば「竪穴建物」としてほしい今日この頃です・・・(投稿者バレバレか?)
  • 東国史論 第24号

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    大学教員にして修験道の修行者でもある時枝務先生が2本も論文を載せています。先生は宗教考古学が得意てすが、どの時代を研究している人にも参考になります。特に学生さんには読んでもらいたいです。必ず役にたちます。誰でも好き勝手に投稿できることが売りだった本誌も残念ながら、次号をもって区切りをつけることになりました。絶賛解散中!
  • 遺跡学研究 第7号

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    奈文研が事務局・編集の『裏研究論集』というべき格調高き学会誌。今号は小林達雄先生の「縄文遺跡の来し方行く末」をはじめとする豪華ラインナップによる充実した内容です。このような雑誌こそ特集名だけでなく、主な執筆者と論文名を紹介してください!毎号売切れ必至の内容ですが、創刊号以外在庫があること自体不思議です。巻末に既刊号の詳細な目次が載ってます≪続きはウェブで≫これを参考にしてバックナンバーもゲッつすべし・・・これから遺跡をどのように活用すべきかお悩みの皆さんには特にお奨めです。
  • 歴史考古学大辞典

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    内容は文句なし。個人が買うには、お値段が高いですが、本気で研究したい人は持っていても損はしません。六一書房で買えば9掛になるので3,360円もお得になります。
  • 古墳築造の研究 墳丘からみた古墳の地域性

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    奈文研若手のホープ。27歳にして博士号を取得した筆者のドクター論文。得てして解釈論に走りがちの古墳研究に斬新な切口からアプローチする好著。最近、論文などで引用されることも多い。今後の更なる活躍が期待される。古墳屋さんは必携の書。今のうち買っておかないと大変なことになりますぜ!
  • 平城京に暮らす 天平人の泣き笑い

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    ある時は発掘現場、またある時は研究集会と多忙をきわめるのに、本一冊書いてしまうなんてすごい!しかも読みやすい。やはり奈文研の方々は只者でない。遷都クンの出番がなくなっても本当に奈良を愛する人に読んでもらいたい一冊。
  • 日本の史跡101選 出かけよう日本の記憶をたどる旅へ

    日本の史跡101選 出かけよう日本の記憶をたどる旅へ

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    タイトルに釣られて手にとってみたものの、文章だけの頁が目立ちすぎで、写真はチラホラしか載っていない。せめて、ひとつの史跡に写真一枚ぐらいあっても罰は当たらんでしょう。よって、類書をオススメします。
  • 考古学論究 第13号 池上悟先生還暦記念号

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    売切の『芙蓉峰の考古学 池上悟先生還暦記念論文集』を買いそびれた方はご安心ください。装丁が違うだけで掲載論文は同じです。現物を見るまではあまり期待していませんでしたが、持っていても損はしません。 本書にも投稿している米澤容一さんが急逝されたのは非常に残念です。追悼論文集準備中!
  • 地域開発と村落景観の歴史的展開 多摩川中流域を中心に

    地域開発と村落景観の歴史的展開 多摩川中流域を中心に

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    局地的な内容ですが、少なくても東京方面の方は買って損しません。通史的内容なので、自分の得意な時代以外を学習するのにも良い本です。値段的に手が出せない人のために公立図書館には必ず置いてもらいたい 良質な地域史資料です。