レビュー一覧

  • 二俣城・鳥羽山城の調査

    二俣城・鳥羽山城の調査

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    国史跡「二俣城跡及び鳥羽山城跡」は戦国時代の石垣をもつ山城で、天守閣のある二俣城が本城、枯山水式庭園がみられる鳥羽山城が居館・迎賓館的役割をもち、両者が機能的に関連している。カラーを多用し、ビジュアルな普及書となっている。
  • 高尾山古墳発掘調査報告書

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    最古級の前方後方墳で、バイパス建設に伴う調整のため、報告書刊行から国史跡指定まで、12年かかった。レア本である。
  • 恭仁宮跡 発掘調査報告2

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    国史跡「恭仁宮跡(山城国分寺跡)」の平成10年度までの発掘調査成果をまとめたもの。遺構の報文は、毎年刊行されていた『発掘調査概報』を集めている。わずか4年間で終わり、その後国分寺となった宮都を知るために重要な文献である。
  • フゴッペ洞窟・岩面刻画の総合的研究

    フゴッペ洞窟・岩面刻画の総合的研究

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    国史跡フゴッペ洞窟の岩面刻画の詳細なカラー写真・図版と分析および6編の論考からなる。箱入・上製本で定価3万8千円+税と、とても立派な装丁。
  • 箱根旧街道石畳整備事業報告書

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    神奈川県箱根町、静岡県三島市および函南町にまたがる国史跡「箱根旧街道」のうち、三島市内の5地区にある石畳の発掘調査と整備事業報告。このうち腰巻地区は、国史跡山中城跡を挟んだ東海道にあり、ふたつの史跡を見学することが出来る。
  • 鞠智城跡 : 総括報告書

    鞠智城跡 : 総括報告書

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    国指定史跡鞠智城跡の第30次調査までの発掘調査成果をまとめたもの。主に史跡指定前と指定後に分けて、地区別の遺構・遺物を紹介している。改めて、この遺跡のすごさが伝わってくる。
  • 京都石造美術の研究

    京都石造美術の研究

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    奈良県などと共に名品が多い京都府内の国宝・重要文化財を中心とした石造物の数々がコロタイプ写真で紹介されている。戦後まもない75年以上前の昭和23年(1948)に刊行されたもので良い味を出している。石造物オタクにとっては、たまらない一冊。
  • 博多津 : 博多遺跡群第221次調査出土の石積遺構

    博多津 : 博多遺跡群第221次調査出土の石積遺構

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    国史跡申請用報告書。小学校跡地から、11世紀後半から12世紀前半の港湾施設の護岸を形成する石積遺構が発見され、保存が決定した。写真はオールカラー、図もカラーを多用しており、日韓の港湾遺構も紹介されており、とても充実した内容。レア本である。
  • 寧波と宋風石造文化

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    日本の中世石造物に影響を与えた宋風石造文化に関する論文集。東大寺南大門の石獅子(重要文化財)や、わが国最古の開山無縫塔(重要文化財)の3D写真実測図がステキ!
  • 大古墳展 ヤマト王権と古墳の鏡

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    畿内を中心とした主要な古墳などを紹介した好図録。特に同笵鏡に関する内容は注目され、「三角縁神獣鏡の同笵・同型鏡分有関係図」(85頁)は重要である。