レビュー一覧

  • 月刊文化財 572号 古墳群の再検討

    月刊文化財 572号 古墳群の再検討

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    以外に見られているようで、見られていない文化庁の公式ブック。本号は、年1〜2回文化財調査官方たちの得意分野を特集したもので、古墳をお勉強している皆様には垂涎ものの内容。背文字がないため、行方不明にならないように注意しましょう!
  • 桜井の横穴式石室を訪ねて

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    横穴式石室のデパート桜井市、見どころ満載の古墳を紹介する良書。それにしても、赤坂天王山1号墳の横穴に潜り込むには決死の覚悟がいります。羨道部の堆積土をどけてください!
  • シンポジウム <もの>と<わざ>

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    ベテランから若手までを網羅した豪華メンバーによるオイシイ内容。ただし、重要な先行研究が漏れている発表もみられるのは惜しい!
  • 亀ヶ岡式土器成立期の研究 東北地方における縄文時代晩期前葉の土器型式

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    東日本大震災に見舞われた関係各位に心よりお見舞い申しあげます。縄文時代晩期は東北地方ぬきでは語れないことを改めて考えさせられます。緻密な研究には敬服しますが、専門外の人には難しすぎるかも。値段がもう少し安いと★★★★★か・・・
  • 旧石器遺跡「捏造事件」

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    とても読みやすい文体で書かれていますが、考古学、いや学問の原理原則を改めて考えさせられます。決して興味本位だけで読むのはやめてください!将来、学史に残ること間違いなしの名著だと思います。
  • 古墳

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    筆者いわく「私が初めて刊行する一般書(教養書)」だそうですが、読みやすい文章中に専門家でも中々太刀打ちできない奥の深さがあります。リーズブルな値段も魅力。今後の古墳時代研究に多大な影響を及ぼすこと必至の一冊!これは買うっきゃないでしょ。くれぐれも図書館で借りて読もうなどとケチなことを言わないでください。
  • 日韓集落研究の新たな視角を求めて2

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    韓国・日本の精鋭研究者がバトルを繰り広げる刺激的な論集。ハングルが判読できない方でも両国語で載っているのが、とても親切。上記目次にはありませんが、浜田晋介先生の「大規模集落・集住論検討のための基礎的分析−上屋のある廃屋住居の検証−」は個人的に興味深い内容。そのうち一言コメントさせていただきます!それにしても「竪穴住居」という用語は未だシブトク使われているますが、できれば「竪穴建物」としてほしい今日この頃です・・・(投稿者バレバレか?)
  • 東国史論 第24号

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    大学教員にして修験道の修行者でもある時枝務先生が2本も論文を載せています。先生は宗教考古学が得意てすが、どの時代を研究している人にも参考になります。特に学生さんには読んでもらいたいです。必ず役にたちます。誰でも好き勝手に投稿できることが売りだった本誌も残念ながら、次号をもって区切りをつけることになりました。絶賛解散中!
  • 遺跡学研究 第7号

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    奈文研が事務局・編集の『裏研究論集』というべき格調高き学会誌。今号は小林達雄先生の「縄文遺跡の来し方行く末」をはじめとする豪華ラインナップによる充実した内容です。このような雑誌こそ特集名だけでなく、主な執筆者と論文名を紹介してください!毎号売切れ必至の内容ですが、創刊号以外在庫があること自体不思議です。巻末に既刊号の詳細な目次が載ってます≪続きはウェブで≫これを参考にしてバックナンバーもゲッつすべし・・・これから遺跡をどのように活用すべきかお悩みの皆さんには特にお奨めです。
  • 歴史考古学大辞典

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    内容は文句なし。個人が買うには、お値段が高いですが、本気で研究したい人は持っていても損はしません。六一書房で買えば9掛になるので3,360円もお得になります。