レビュー一覧

  • 古墳築造の研究 墳丘からみた古墳の地域性

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    奈文研若手のホープ。27歳にして博士号を取得した筆者のドクター論文。得てして解釈論に走りがちの古墳研究に斬新な切口からアプローチする好著。最近、論文などで引用されることも多い。今後の更なる活躍が期待される。古墳屋さんは必携の書。今のうち買っておかないと大変なことになりますぜ!
  • 平城京に暮らす 天平人の泣き笑い

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    ある時は発掘現場、またある時は研究集会と多忙をきわめるのに、本一冊書いてしまうなんてすごい!しかも読みやすい。やはり奈文研の方々は只者でない。遷都クンの出番がなくなっても本当に奈良を愛する人に読んでもらいたい一冊。
  • 日本の史跡101選 出かけよう日本の記憶をたどる旅へ

    日本の史跡101選 出かけよう日本の記憶をたどる旅へ

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    タイトルに釣られて手にとってみたものの、文章だけの頁が目立ちすぎで、写真はチラホラしか載っていない。せめて、ひとつの史跡に写真一枚ぐらいあっても罰は当たらんでしょう。よって、類書をオススメします。
  • 考古学論究 第13号 池上悟先生還暦記念号

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    売切の『芙蓉峰の考古学 池上悟先生還暦記念論文集』を買いそびれた方はご安心ください。装丁が違うだけで掲載論文は同じです。現物を見るまではあまり期待していませんでしたが、持っていても損はしません。 本書にも投稿している米澤容一さんが急逝されたのは非常に残念です。追悼論文集準備中!
  • 地域開発と村落景観の歴史的展開 多摩川中流域を中心に

    地域開発と村落景観の歴史的展開 多摩川中流域を中心に

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    局地的な内容ですが、少なくても東京方面の方は買って損しません。通史的内容なので、自分の得意な時代以外を学習するのにも良い本です。値段的に手が出せない人のために公立図書館には必ず置いてもらいたい 良質な地域史資料です。
  • 増山城 増山城跡総合調査報告書

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    国指定史跡を申請するための報告書は、通常個人では入手不可能です。増刷を英断された砺波市教委に感謝。厚さ5.5cmでガイドブックも付いてます。値段は決して高くありません。内容的にも◎。在庫がなくなってから後悔する前に買いましょう。
  • 大鳥井山遺跡 第9次・第10次・第11次調査

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    見た目戦国時代の城館と思われていたが、発掘調査により遥かに遡ることが判明。縄張りだけで城跡の年代を推定してきた城郭屋さんたちを震えあがらせた衝撃の一冊!もはや杉山城問題どころではない。本書は高橋学さんの努力により増刷され入手可能になった。感謝・感謝。今のうち買っておかないと後悔しますぜ。
  • 北方世界の考古学

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    江戸川橋さんの意見に同感。関東の古代を勉強する人は東北のことも知る必要があります。六一さんの目次には載ってませんが、若手の成長株、五十嵐祐介さんの「『埋没家屋』再考」は資料の解釈・評価について考えさせられる内容です。強力執筆陣による内容、買うべし!
  • 上代文化 第41輯

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    本名でレビューを投稿するとヤラセと思われます!ハンドルネームで投稿しましょう。小林達雄先生の最終講義が本書の売りです。ぶっちゃけ、これがなかったら買う人は少なかったでしょう。六一書房サマ、雑誌には必ず目次を載せてください。雑誌タイトルだけでは買うのに躊躇します。
  • 季刊考古学 別冊17 特集:古墳時代毛野の実像

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    豪華ラインナップによる充実した内容。古墳屋さんは、もう買うっきゃないでせう。ベテラン執筆者が多い中で、若手のホープ石橋宏さんの「石棺」に注目!ちなみに、チェルノブイリ原発を覆うコンクリートのことを石棺と呼びます。トレンチやピットも、危ない用語として広く国民的に知られるようになりました。トホホ・・・